2025年10月18日、中国・北京のベイジン フレンドシップ ホテルにて「第22回アジア太平洋歯科技工士連盟会議」が開催され、本会からは副会長の下江宰司と専務理事の松井哲也、通訳として殷氏が出席しました。本会議は1983年より隔年で行われており、今回で22回目を迎えました。
〇開催概要
・開催日:2025年10月18日(土)
・開催地:中国・北京(ベイジン フレンドシップ ホテル)
・主催国:中国
・参加国(人数):中国(5名)、韓国(5名)、日本(3名)、台湾(3名)、マレーシア(4名)、フィリピン(2名・オブザーバー)
〇会議の主な内容
・会長交代
韓国のKim Young-Gon氏が名誉会長に就任し、中国のDoi Tong氏が新会長に選出されました。
・各国との情報交換
1.デジタル技工の現状
2.デジタル技工の教育
3.歯科技工士の教育年限や養成校数
4.保険制度
5.歯科技工士のライセンス制度
6.歯科技工所の状況や取り組み
・協議事項
1.会議での使用言語
2.通訳体制
3.新規加盟国の手続き
〇閉会・次回開催
閉会式では、次回2027年の開催国である日本から挨拶を行いました。新会長Doi Tong氏からは「各国で本会議を広め、学会開催時には積極的に招待してほしい」との呼びかけがあり、Kim Young-Gon名誉会長からも「より多くの国の参加と周知への期待」が述べられました。最後に記念撮影とお土産交換が行われ、盛会のうちに閉会しました。

【左上】公益社団法人日本歯科技工士会出席者
【右上】Kim Young-Gon名誉会長(左)とDoi Tong連盟会長(右)
【下】各国代表の集合写真