公益社団法人日本歯科技工士会

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会長就任所信

第9回社員総会を終えて
 

公益社団法人日本歯科技工士会
会長  杉 岡 範 明


 世界的なコロナ禍の収束が見通せない中で、2020年6月30日(火)に第9回社員総会が開催されました。今回は、「書面による議決権の行使」というこれまで経験したことのない社員総会となりましたが、会員及び代議員の皆様の真摯な対応で大過なく終えることができました。改めて、関係者の皆様に心から感謝とお礼を申し上げます。
 さて、第2号議案「理事及び監事選任の件」も役員選挙管理委員会の公正な管理の下、理事15名、監事2名が選任され、直後の理事会で私が代表理事に選定されました。責任の重さを感じると同時に、引き続き歯科技工士のナショナルセンターの代表として、しっかりと会員の負託に応えなければならないという使命感に駆られています。
 
■2020年度の事業計画(基本方針)『Verification and improvement 2020』
 国は、『2040年を展望し、誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現』を目指しています。具体的は政策課題として「多様な就労・社会参加」、「健康寿命の延伸」、「医療・福祉サービス改革」を掲げています。本年、創立65周年を迎える公益社団法人日本歯科技工士会は、歯科技工士のナショナルセンターとして、これらの社会環境の変化も視野に入れた事業・政策が求められていることから、これまでの取り組みを「検証」し、不足を「改善」しながら、歯科保健医療に関わる専門職として、引き続き課題解決に向けて積極的に活動することを今年度の事業計画の基本方針にしています。また、具体的には以下の3項目について各事業部門が有機的に関わり実現を目指します。
 1.第2次中長期総合計画の検討
 2.公益社団法人としての円滑な会務運営
 3.歯科技工士の環境整備に向けた取り組み
 
 特に、「3.歯科技工士の環境整備に向けた取り組み」については、国の政策の改善が進まないことによって、歯科技工士養成施設や入学者の激減、高い離職率、歯科技工士免許登録者のうち業務従事者の占める割合の減少傾向等々、歯科技工士に関わる様々な指標は負の傾向が顕在化しており、今後、歯科保健医療に重大な影響を及ぼすことが危惧されています。この現実に目を背けることなく、引き続き「製作技工に要する費用が担当者に正当に届くシステムの確立」、「歯科技工士基礎教育の年限延長」、「委託の法令整備」等の課題解決に向けて関係者と協調して戦略的に取り組んでまいります。
 同時に、歯科保健医療に欠かさない歯科技工士がさらに社会に評価されるように『人生100年時代に活躍できる歯科技工士のあり方』についても示していきたいと思っています。成熟した社会の中で、私たちにとっての理想を目指すためには、「信頼」と「協調」の下に、一致団結することが不可欠です。その想いを共有し、新たな歴史をスタートさせましょう。

 

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