公益社団法人日本歯科技工士会

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『日本歯技』2020年3月号巻頭言


『日本歯技』 2020年3月号
 

組織の重要性

 組織を効率良く動かし成果を上げるためには、組織マネジメントが重要である。マネジメントとは、組織の目標を立案し、達成するまでの戦略・戦術を作り実行・管理することである。また一人ひとりの能力を最大限発揮させるため、組織の中に組織(委員会等)を作ることにより専門性を高めることで、より高い付加価値が生まれる。
 公益社団法人日本歯科技工士会(中央組織)も組織であり、多くの組織目的の最優先は組織率の確保だと考える。組織率確保には、製作技工に関する費用が適正な評価・価格で製作現場に届くシステムの構築が急務である。その実現のため、戦術・戦略の立案を各委員会、PT等が創案し、情報共有・連携して推進していかなければならない。
 中央組織では「歯科技工士の養成・確保に関する検討会」や「歯科技工所の多様な業務モデルに関する研究」等に参画しつつ、社会・行政側が受け入れ得るかたちで「歯科の医療費の適正な評価」、「超高齢社会における歯科技工士の業務のあり方」、「製作技工に関する費用の考え方」を提言している。これらを総論とするならば、各論をどのように積み重ね歯科技工界が抱える諸問題を解決するのか、今まで以上に細かな情報を提供し浸透するように努めなければならない。それにより情報共有が根付き、強固な貢献意欲(意識改革)が生まれてくるのではないだろうか。
 そして都道府県歯科技工士会(地域組織)では、「歯科補てつ物製作過程等の情報提供推進事業」、「感染症予防歯科技工士講習会」、「診療報酬改定についての研修会」、「歯科技工士の働き方改革セミナー」等、議会制のなか中央組織で立案・決議された講習会等への積極的な参加を会員に促し、中央組織がイニシアチブを持って地方組織と一体となる組織運営が求められている。
 経営学用語辞典の組織の定義には【一人の人間の力では実現できないような困難な目標を達成しようとするときに生じる複数の人間の協力】とある。歯科技工士の環境、制度、法律の整備・改善もまた組織の活性化・強化により実現可能と考える。
 公益社団法人日本歯科技工士会も前述の提言の具現化のために、地域組織と連携し、さらなる高みを目指さなければならない。

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